「主の恵みの中で」 ー教会A兄弟

10年。それはとてもなく長い年月のように感じます。しかし、10年前に自分が何をしていたかというと、もうすでに高校生だったわけです。そう考えると、その頃から大して成長の見られない私にとっては、「あっというま」に過ぎ去っていった時間であるような気がします。

大学に入って静岡にて一人暮らしを始めてからは、年に2〜3回の帰省するくらいでしたので、教会の皆さんと接する機会というのは「礼拝後のほんのわずかな時間」しかなく、あまり良い交わりができたとは思えません。しかし、毎回帰省する度に「お帰りなさい」と暖かい言葉をかけていただいて、なんだかほっとした気分になれるのでした。

社会人になってからはますます帰省する機会も減り、ほとんど正月だけしか帰ることができなくなりました。そんな中、帰るたびに驚くことがあります。いつも、礼拝に来ている人数が増えているのです。しかも、私がいない1年の間に、知らない兄弟姉妹が何人も加えられているのです。確実にこの教会は成長している。いつも、そう実感しています。

新会堂の必要については、きっと主が素晴らしいものを与えてくださるはずだと信じています。そして、ますます多くの兄弟姉妹が加えられ、青山・白鳥の地の祝福に溢れるようになるのも、そう遠い日ではないことを期待し、いつも祈っています。

「ああ主には、すべてができること、あなたは、どんな計画も成し遂げられることを、私は知りました。」    ヨブ記42章2節