グッドニュースがやってきたー教会A姉妹   

2000年ごろ 高校生の娘が友人に誘われて行った事のある教会から、月に一回程度、グッドニュースという読み物が娘宛に送られてきていました。それを読んでいたのは娘ではなく母親の私でした。当時、主人は別の女性と付き合っていたため、夫婦の間は冷戦状態で家庭は暗い雰囲気に包まれていました。友人はいろいろと慰め励ましてくれたのですが、私には少しも喜びがなかったのを覚えています。

けれど「グッドニュース」に書かれていたバイブルメッセージは心にすーっと入ってきて慰められていました。「何ヶ月間かこの『グッドニュース』を読んでいましたが、ある時、「初心者のための聖書の学び」の案内チラシが入っていましたので 思い切って学ぶことにしました。夫はその頃家を出て行き、私は非常に悲しくて不安で一杯でした.けれどもイエス様が、「すべて重荷を負って苦労している者は私のところに来なさい。わたしがあなた方を休ませて上げます。」と招いておられ、悲しいところを辛いところから解放して幸せにして上げようと語っておられることが分かりました。また、自分は被害者だとしか思っていませんでしたが、人を悪く言ったり自己中心だったり、神様に背を向けていたりと沢山の罪を犯していることに気がつきました。そしてイエス様が罪を赦すために死んで下さったことを知り、翌年のイースターにイエス様を信じて洗礼を受けました。その後、礼拝では賛美によって心が解放され、メッセージで恵まれ、次第に元気と明るさをとり戻すことができました。3人の子どもを抱え、生活のために必死で働いてきましたが、振り返って見ると「数えてみよ主の恵み」という聖歌の歌詞にあるように主は真実で恵み深い方ですから、必要を十分に満たして下さいました。

あのグッドニュースが届けられていなければ、今頃どうしていただろうかと感謝の思いで一杯になるのです。